春は桜、夏は花火、秋は紅葉、冬は雪景色と、1年を通して観光を楽しめる「秋田県」。西は日本海、東は奥羽山脈に面していて、四季折々の日本らしい原風景などが見られます。春の桜が美しい武家屋敷「角館」、日本海の絶景広がる「男鹿半島」、さまざまな表情をみせる日本一深い「田沢湖」、東北の四季を感じられる「八幡平」などの観光スポットから、四季折々の姿を見せる「抱返り渓谷」「鳥海山」「奈曽の白滝」「元滝伏流水」等の撮影スポットまで、魅力的なスポットがたくさんあります。とくに大仙市で行われる、全国花火競技大会「大曲の花火」は全国的に知られています。また、秋田県は全国有数の温泉県であり、ミルキーなお湯が特徴の「乳頭温泉」や、湧出量と強酸性の2つの日本一を誇る「玉川温泉」など、数々の名湯・秘湯が点在しています。
角館(かくのだて) 角館は江戸時代に栄えた城下町で、半径2kmほどのコンパクトな範囲に古くからの建造物が数多く現存しており、特に武家屋敷が集まる一帯は「国の重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。このことから「みちのくの小京都」と言われ、日本の伝統が残る町として人気を集めています。特に桜の名所として名高く、見頃となる4月下旬~5月上旬には桜が薄いピンクに色づき、多くの人で賑わいます。武家屋敷の黒塀に映える、シダレザクラの桜色が風光明媚です。武家屋敷の中には400年以上もの歴史を重ねた名家があり、「角館歴史村・青柳家」として角館の歴史を知ることができる資料館となっています。秋には紅葉と武家屋敷の素敵なコラボレーションを見ることもできます。
角館の紹介
田沢湖とたつこ像 田沢湖は、日本百景にも選出された有数のビュースポットで、龍になった「辰子姫伝説」が残る地です。その昔、この地に住んでいた美しい辰子という娘が、永遠の若さと美しさを願い、泉の水を飲み干し龍になり田沢湖の主となった、という伝説です。湖畔には金色に輝く「たつこ像」が立っており、水深は一番深いところで423mもあり、太陽の加減や四季によって瑠璃色や深いブルーなどに表情を変える美しい湖として知られています。湖の周囲は約20kmで、車道も整備されており、湖を間近で眺めながらのドライブを楽しむことができます(一周約30分)。
たつこ姫伝説の紹介
抱返り渓谷 抱返り渓谷(だきがえりけいこく)は、大分県中津市にある耶馬渓(やばけい)と似ていることから、東北の耶馬渓(やばけい)と称され、両岸の原生林と岸壁にかかる滝や独特の青い渓流がとても美しく、新緑と紅葉の名所です。遊歩道が整備され、奇岩や急流、大小の滝を気軽に見ることができます。渓谷に着いて目に付くつり橋「神の岩橋」からの眺望はすばらしいです。断崖絶壁で、人がすれ違うときに、お互いを抱きかかえるようにしなければ通れなかったほど狭く険しい山道だったことから「抱返り」と名付けられました。ベストシーズンは6月中旬~8月下旬の新緑と、10月上旬~11月上旬の紅葉の頃。特に、紅葉期間中は「抱返り紅葉祭」や芸能披露や茶席なども催され、多くの人で賑わいます。
抱返り渓谷モデルコースのご案内
乳頭温泉郷 田沢湖から北東へ走った場所にある、日本有数の秘湯として温泉ファンから絶大な人気を誇る「乳頭温泉郷」。10以上も源泉が湧いており、全部で7軒のお宿がそれぞれに引いています。どこも秘湯の雰囲気が漂っており、現代日本の喧騒を忘れさせてくれます。「鶴の湯温泉・蟹場温泉・黒湯温泉・孫六温泉・大釜温泉・妙乃湯・休暇村」の七つの湯を巡る「七湯めぐり」もおすすめです。すべてを周る温泉浴は、万病に効くと言われています。各宿に宿泊の方限定で「湯めぐり帖(1,800円)」が購入できます。日帰り入浴を各温泉ですることができ、予約制のハイヤー「湯めぐり号」も無料で利用することができます。
乳頭温泉郷のサイト
大曲の花火 秋田県大仙市の「大曲(おおまがり)の花火」といえば、日本三大花火の1つで夏に行われる「全国花火競技大会」が有名です。雄物川(おものがわ)の河川敷に、全国から花火の匠が集まり、技を競い合うこの花火競技大会は、約80万人もの観客を集めています。実は「大曲の花火」は春・秋、そして冬にも開催されています。年4回の「大曲の花火」はそれぞれに個性があり、全国でも大曲だけという「昼花火」も開催され、色煙を使用した色鮮やかな花火を楽しむことができます。昼花火と夜花火を合わせると、「全国花火競技大会」は4時間超の長丁場。30近い煙火店の技術の粋を凝らした花火が次々に打ち上げられ、その見ごたえは他では味わえないものです。
大曲の花火の公式サイト
八幡平(はちまんたい) 八幡平は秋田県の東側、岩手県との県境に広がる奥羽山脈の一部を指し、広い高原にたくさんの湖や沼があります。また、トレッキングにピッタリの場所です。広大な自然を満喫するなら「八幡平アスピーテライン」がおすすめです。絶景スポット「源太岩展望所」からは、岩手山や雲海や樹海などの絶景を堪能することができます。毎年4月下旬頃には「八幡平アスピーテライン」の通行止めが解除されて、「雪の回廊」の中を進むことができます。その高さはなんと数メートルにも及びます。
鏡沼(八幡平ドラゴンアイ)/八幡平にある「鏡沼」の雪が融けはじめた頃に出現する神秘的な光景です。ブルーの水面と白い雪が龍の目のようであることから、「八幡平ドラゴンアイ」と呼ばれています。出現する期間は例年5月下旬から6月上旬くらいまでと短く、天候等の気象条件にも左右されるため、とても希少価値の高い光景です。
八幡平エリアのご案内
男鹿半島となまはげ 男鹿(おが)半島の根元には「八郎潟」という大きな湖があります。かつては琵琶湖に続き日本第二位の大きさを誇ったことで有名です。門前地区にある「なまはげ立像」は、なんと10メートル近くもあります。ナマハゲ行事は毎年、大晦日の晩に男鹿半島のほぼ全域で行われます。ナマハゲは真山・本山に鎮座する神々の使者と信じられており、年に一度各家庭を巡り、悪事に訓戒を与え、厄災を祓い、豊作・豊漁・吉事をもたらす来訪神として「怠け者はいねが。泣く子はいねが」と練り歩く、古くから伝統を受け継ぐ民俗行事です。昭和53年に「男鹿のナマハゲ」の名称で国重要無形民俗文化財に指定されています。また、男鹿半島には「ゴジラ岩」と呼ばれる人気のフォトスポットがあります(なまはげ立像から徒歩11分程度)。夕陽が沈むころになると、ゴジラのような形をした岩から火が噴かれているように見えることから、「ゴジラ岩」と呼ばれています。
男鹿のナマハゲのサイト
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